人物図鑑

 

 

クェトル・ディベテット(19

 

184センチ69キロ。左利き。親父が黒騎士で堅物の軍人。第5話『血の記憶』で壮絶な親子喧嘩をする。9歳違いの兄も帝国の軍人をしているらしい。下町っ子。母親代わりのじっちゃんと、ほぼ二人暮らし。あ、黒猫のサンもいた。

 

ぶっきらぼうで冷淡冷徹。ものすごく勝ち気で頑固で偏屈。子供のころは普通程度にしゃべっていたが、いつの間にか凄く無口に。無表情無感情で何を考えてるのか分からず、はたから見れば誤解を受けやすいタイプ。誰に対しても敬語は使わない。(作者がコテコテの大阪人のため、頑張ってもエセ江戸弁になってしまっている(笑)。)余談だが、作者がFFで一番好きなバッツがモデルという噂も(笑)。

 

めんどうなことが嫌いだが、周りの馬鹿どもがめんどうなことばかりを持ち込んでくる。メインキャラの内で唯一マトモな感性の持ち主(唯一のツッコミ役)。だが、放っておけば、いくらでも眠っているという難点あり。

 

母親もなく、周りに女がいないため、女が苦手。ついでに八つ足(蜘蛛)が大嫌い。蜘蛛ネタは以後、よく登場する。 驚異的記憶力の持ち主で、人の顔や通った道など、見た物を一瞬で記憶できる。

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 エアリアル・アヴェージ(16

 

通称アル。161センチ39キロ。移民街の代書屋の坊ちゃん。彼の住む移民街は、なぜか大阪弁の街。血のつながりのないおばちゃん夫婦と住む(おばちゃんのイメージは市田ひろみさんで、おっちゃんのイメージは大村崑さんで(笑))。少し山の手で、下男がいるぐらいの家。

 

大阪弁で口数が多くて口やかましい。甘えん坊でお人よし。頑固。気が立つ部分もあるが、本来はおとなしい性格のため、赤の他人には人見知りをして敬語を使用。小生意気なところもある。いつも、たいしたことは考えてない単細胞タイプ。感情をすぐ顔に出す、よくスネるガキ。

 

しりとり、じゃんけん、かくれんぼなど、ガキっぽい遊びが趣味。沈黙や真面目な場面が嫌いで、何事もふざけていないと気がすまない。変わった本をよくジェンスに借りている。夢見がちで変わり者。猫のように変なところで気位が高い。

 

名前は『aerial(空気のような、幻のような)』から。スキーの競技種目ではありません(笑)。

 

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 第1話より

 

変人王子の兄弟レイノルド(20)/ジェラルド(14

 

異母兄弟なので似てない。どちらも結局は王位を継ぐ気のないダメダ王子様。

 

兄レイノルド/いちおう普通っぽいが、実は今で言うサバイバルゲームマニア。しかも女性の追っかけも多数で、余計なことで心休まらない日常を送る。チョイ役で、たぶん第1話以降は名前だけしか出てこないだろう。

 

弟ジェラルド(ジェンス)/クェトルより4歳年上。つかみどころのない変人。おっとりとしていて常に冷静。笑顔以外の表情なし。いまいち性別不明。

黒髪はヅラで、実は突然変異で銀髪。ふらふらと偽名で街へ出て遊びまくってる不良王子。年下だが嫡男。歌が特技。バイ気味、節操なし。本マニア。なかなか物知り(そのため、説明くさいことは全部、彼の役目に(笑))。

 

 

制 作 中

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ジェラルド・ナタヴォル・セトス=フィーチャ(23

 

略してジェンス。フルネームは大層である。

 

 

178センチ59キロ。特に中身は変わらず。たぶん、この先、何年が経っても同じだと思う(笑)。

ちなみにドイツのミュージカルスター、ウーヴェ・クルーガー(Uwe Kroeger)のような高くてセクシィな声だと思う(きっと誰も知らないはず。笑)。

制 作 中

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じっちゃん(71)。178センチ70キロ。チャキチャキしてて、ともかく陽気。たまに悪ノリ。若いと言われるのが一番好き。実際、歳よりも20ほど若く見られる愛くるしいチョイ悪オヤジ。

非常に不器用。家事が好きで、やるにはやるが、メシを焦がしたり雨の日に洗濯物を外に干すような人。かなりの甘党で饅頭とお茶があれば幸せ。

物語中では主人公たちの『ホーム』的存在。彼から始まり彼に終わる、揺るぎなき拠点として描いている(つもり)。身長等は作者の父親がモデルである。

 

 

   

サン(年齢不詳)。メス。見てのとおり黒猫。普通の大きさ。主人公が6歳ぐらいの時に迷い込んできた。台詞は「ニャ〜」しかない。いつもアルに、ちょっかいをかけられて迷惑しているが、おとなしい性質なので黙って耐えている。

 

いてもいなくても良いが、いないと淋しい。サ゛エさんのタマ的存在。 

 

 

 

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 ボン=サンス(20

 

←絵の左

 

 

 

これは姓名ではなく、名だけ。姓は作ってやってない(笑)。名前はフランス語で『良識』。 クェトルより1歳年上。

 

172センチ61キロ。国で一番大きな宿屋の一人息子。でも、家業を継ぐ気はなくて、やかましい父親から逃げまくっている。演劇マニアで人を変装させるのが好き。以後、変装させるネタは何度か出てくる。

 

ともかくバタバタしていて落ち着きがなく、おっちょこちょい。人の話をあまり聞いていないタイプ。早口で声も大きく、おしゃべり。アルと二人そろうとステレオの相乗効果で非常にうるさい。

 

3つ年上の女の子に惚れて、ストーカーまがいのことをするなど情熱的(?)。恋の行方が気になるところ。 

 

 

ねだり上手で、人に「うん」と言わせるのが特技。小説を読んでくださったある方に「子犬みたい」と言われて、そのとおりやなぁと後で気づいた(笑)。

 

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 例の小説の数少ないヒール、皇帝バナロス

 

188センチ80キロ。中央帝国・鷹国オデツィアの前皇帝の嫡子で現皇帝。十代後半で帝位を得、参謀を混じての悪政で世界中を苦しめる。前皇帝を暗殺したという風評さえある。

 

生来の持て余すほどの才知に加え、人心掌握術にたけている。冷酷無慈悲。冷たい気を放つ燃える氷のような男。

 

名前は『banner()』から。

 

他国の王やらに無理難題の酷い仕打ちをする辺り、モデルは織田信長ですかね(笑)。

 

 

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 皇帝バナロスの娘。10歳。身長130センチ、体重24キロ。側室の子。子どもながら美貌ゆえ、皇帝の寵愛を受けている。自分のことを『わらわ』、他を『貴様』と呼ぶ。見た目は可愛いが、勝手気ままに育てられたせいで、かなり高飛車で横柄。 

 

 

 

 『オデツィアのカラス』の異名を持つ謎の人物。身長180センチ、体重71キロ。推定30歳前後。

いつも中央帝国オデツィアの皇帝に影のように寄り添っている黒い騎士。

その名のとおり、身を包む真っ黒の軍服には黒以外の色彩が見当たらない。『闇に溶けてしまいそうな』というより『闇を擬人化したような』という表現が似合う。

冷酷で、皇帝への忠誠心以外は人の心を持たないようだ。魔界から召喚された黄泉の騎士だといううわさも。内外で、かなり恐れられている。 

 

 

 作画・樹紫さま

 

 

 

 

   

 

 

 

 

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